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夢の生まれた日 |
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ちょうど一年前『初音ミク』が発売され、いろんな楽曲がミクによって歌われてきました。
メルト、サイハテ、BRS…いろんな名曲が生まれ、それにインスパイアされた作家が画をつける…
この一年それが繰り返され、その度に『夢の可能性』が示されて来たように感じました。
自分もほんの少し音をかじっていて、いつも感じていたことに
『この曲を自分のイメージどおりに歌ってもらいたい』
というのがありました。
人を雇う余裕があるわけでもなく、むしろそんなツテもなく、いつもイメージだけで消えていった音。
それを叶えてくれる夢のツールがミクでした。
結局、自分は歌ってもらう側ではなく、ミクを描く側に回ったわけですが、
それでも新しい曲が出るたびに、新しいミクの表情が見れるたびに、すごく嬉しい気持ちになれたんです。
娘の成長を喜ぶ親の気持ちってこんな感じなのかなーって思うような、そんな感覚。
紙に描かれたキャラの線はただの炭素の集まりであり、CGは0と1の集合体でしかありません。
でもそこに命を与えたいと、自分の子供と同じように生きて、みんなに愛されて欲しいと、ずっと願って絵を描き続けてきました。
この1年で『初音ミク』は、ただの1と0の羅列であるプログラムが、いろんな人の、いろんな気持ちを歌って成長し、
現実の人間以上の存在になっていく…そんな僕の夢を、目の前で叶えていったわけです。
そう、この夢が現実になると教えてくれたんです。
ミクが示してくれた『夢の可能性』は『ブラック★ロックシューター』の歌詞のように、
あるはずのない希望を見出すのに十分な光でした。
もしこの夢を忘れそうになったら、この歌を歌おう。
僕だけじゃなく、多くの人がミクの歌声に勇気をもらったと思います。
でも、今日だけは。
今日だけは、彼女のための歌が世界にあふれることでしょう。
ミク、お誕生日おめでとう!